今日からしばらく色覚のことについて書きます。
本日は「ゴッホの色覚について」です。
私自身がP型の弱度の「色弱」です。そして、ゴッホもたぶん同じくらいの色弱だったろうと思っています。
その理由を少しずつ書いてみようと思います。
まずはイントロダクションです。
これがゴッホの自画像(1)です。色の加工はしていません。ある画集をスキャンしてそのまま載せました。背景がボディよりも前に出ていて前後が逆転しています。顔もやや平面的な印象です。背景・顔・身体の前後関係が何となく不自然です。
こちらが私が加工した自画像(1)です。顔が一番前にぐっと出て、次に身体があり、その向こうに背景があります。奥行き感が自然でとても立体的に見えます。
次回はもう少し、いろいろと掘り下げて考察してみます。